『杉並ヒーロー映画祭開催記念 〜イカしたヒーローソング特集〜』高野百万石


 

JISCOMを運営しているCOSMO FESTによる杉並ヒーロー映画祭が近づいてまりました。

ちょっとおこがましくはありますが、杉並ヒーロー映画祭とJISCOMのタイアップということで

今回は”イカしたヒーローソング”をご紹介したいと思います。

ヒーローといっても色んなヒーローがいるわけで、

それこそ世界を救う正義の味方であったり、キムタクが演じるチャラい検察官であったり

ある面から見たら悪役でも違う面から見たら誰かを救ったヒーローであったり、

簡単な一言で”ヒーロー”を表現することは出来ません。

みんなのヒーロー、誰かにとってのヒーロー、自分だけのヒーロー。

イカしたヒーロー出てこいや!

 

 

『プレッシャーヒーロー』KOPERU・ISSEI

 

 

最近大人気のフリースタイルダンジョンで元コンビのR-指定に勝つなど、

乗りに乗っているラッパーKOPERUの最新曲。

このイタない感じの昭和風ヒーローPVと、

最先端のフロウをかますラップが融合したことで独特な雰囲気を醸し出しています。

 

なかなか上手くいかんっ!っていう焦りとプレッシャー。

それはCOSMO FESTのメンバーも…実はあんまり感じてません。

周りがどんどん結婚したり、いい車を買ったり、良いマンションを借りたりしているけど、

だからどうした!?の一点張りでぶっ込んでいます。

プレッシャーというのは他人から押し付けられる固定観念な訳で、

そんなんに曲げられるようなアホじゃねえぞとKOPERU君も思っているはず。

KOPERU君、俺たちの世代でやってやろうじゃないの!

 

 

『HERO』マライア・キャリー

 

 

これはもう名曲中の名曲です。

今は、歌はうまいけど全体的なオーラはエゲツないおばちゃん状態のマライア姐さん。

そんなマライア姐さんから世界の歌姫感が溢れ出まくっている時代の一曲です。

本当に誰もが分かる簡単な言葉で、多くの世代の心に突き刺さる力があります。

ウチの母ちゃんがこの曲が好きでよく聞かされていました。

余談ですが母ちゃんは姐さんのこの髪型を真似していたそうで、

父ちゃんは玉置浩二の髪型を真似ていたそうで、なかなか良い家族構成でございました。

 

そんな話は置いておいて、とにかくこの曲はサビにつきます。

辛い時にヒーローがやってくる。また希望を持てる。

そして、あなたは気づく。ヒーローはあなたの中にいる。

多くの人の気持ちを強くさせる、最高の歌詞ではないでしょうか。

ヒーローを待ち望んでいるけれど、そんな自分自身がヒーローなのだと気づいた時

どれだけ心が楽になるかは計り知れません。

ミスチルみたいに「ヒーローになりたい!」って叫んでるだけより100倍最高!

みみっちくて仕方がないよ!

 

 

『ララバイ』萩原健一

 

 

萩原健一ことショーケンは、俺たち男たちのヒーローです。

何回も捕まって本当にみっともないけど、それを補って余りあるほどの魅力。

歌だって上手い訳じゃないけど、説明不能の”美意識”がある。

それでこんな軽快にブルースを歌ってしまうんだから、

男が惚れるに決まってんだろ!初めて私が抱かれたいと思った男性です。はい。

 

この曲にインスパイアされて完成した映画が『竜二』です。

ヤクザに生きていた男が結婚をし家庭を持ち、子供が生まれカタギの仕事を始める。

派手な生活から一転、いわゆる庶民的な生活。

ある日街を歩いていると、安売りを待つ列に並んでいる妻と娘が彼の目に入る。

その目から溢れる涙とともに、二人に背を向け立ち去り、次に映る時…。

このシナリオを書いたのが、主演である金子正次。

この映画に全てをかけ、死にもの狂いで完成させ、公開された直後ガンで亡くなった。

彼は間違いなく日本映画界のヒーローである。

ヒーローがヒーローを誕生させる最高の男泣き展開。

ある一人のヒーローから、ここまでの物語が生み出されたのです。

 

 

イカしたヒーローソングということで3曲ピックアップしましたが、

皆さんいかがでしたでしょうか?

個人的には聞くだけで涙が出てきそうになるんです。毎回。

杉並ヒーロー映画祭に集まった”イカれたヒーロー映画”たちも

これらに負けず劣らずの最高に熱いものばかりです。

最後に一曲、そんなヒーロたちをそっと応援してくれる優しい一曲を紹介します。

この曲をスナックで聞くと泣けてくるんですよね。

おそらくヒーローになりたかった人が歌っているんでしょう。

 

『夢をあきらめないで』岡村孝子

 

 

 

ラジオDJ形式でお送りいたしましたが、これにてお開き。

どうか杉並ヒーロー映画祭を宜しくお願いします。

 

http://cosmofesttokyo.com

 

 

 

高野百万石