Mac石井のマンガの小道〜その5〜


図書館の主 篠原ウミハル

公園のとなりの私設図書館。この図書館には児童書しかない。
ここで働く主人公の御子柴が毎回図書館に訪れる問題を抱えた人たちを児童書で解決する。

一言でいうとこのマンガは児童書ソムリエ本だ。児童書と言うと「大人が読んでもなぁ」と思ってしまうがそれを覆してくれるところにこのマンガの良さがある。

子どもの時に聞いたことのあるお話が、作中で起こる問題を解決しちゃったりします。

基本的にこのマンガは石井で言うところの小ネタ型漫画。王道のそれとは違い、主人公の周りで起こることを作者の知識に結び付けて次の話にいくタイプのマンガです。代表的なのは「バーテンダー」。こういったタイプのマンガは面白いかだけでなく、自分の趣味等に合うか合わないかもある。
そういった意味では残念ながらあまり好きではなかった。

評価
絵 3/5
オリジナリティー 3/5
パッション 2/5
石井ポイント 1/5

トータル9/20

追記
〜NOT小道〜
「バーテンダー」

海外で修行した主人公が日本に帰ってきて、主人公の周りや主人公がサービスするバーで起こる人間関係をカクテルを通じて解決して行く作品。基本的に1ストーリーが数話分で行なわれ、それぞれのストーリーで違う人が物語の引き金になる。

このマンガは面白かった。カクテルの知識も増えて、なんだか自分がカッコ良くなった感じがしてしまうだけではなく、それぞれのストーリーにドラマがあり、読み応えがある。主人公の努力やお客に対する気遣いなども読み手に違和感なく伝わってくる。

こんなバーテンダーには現実世界で会ったことがないのだが、もしいるなら是非ともお会いしてみたい。きっと日本のプロの人たちはこういう知識がある人が結構いるんじゃないかと思う、というか信じている。

マンガの書き方もものすごく紳士的で親しみを覚えるため、石井は作者をマンガ界のバーテンダーだと言っている。