Mac石井のマンガの小道〜その8〜


最後のレストラン 藤栄道彦

img_0

 

最後のレストラン

ある洋食のシェフはネガティヴながらも優秀なアルバイトの女性たちに支えられレストランを営んでいる。そんなレストランに次々と訪れる客は過去から来た歴史上の人物たち。彼らに与えられる難しい注文に答えていく。
なんでこんなに読んでしまうのか。
この作品は石井の言うところの小ネタ型に当てはまるのだが、登場する歴史上の人たちのことを知ることができる。
そして何故だろう、本当にこんな性格だったのではないかと連想してしまう。恐らく事実関係は調べているのだろう。
登場する歴史上の人物も日本だけではなく、世界史の有名な人たちが登場する。
歴史上の偉人で好きな人といえば、このマンガにはまだ登場してないが、昔はそれは豊臣秀吉だった。農家の家に生まれながら天下統一するなんて当時誰もが驚いたはずだ。
豊臣秀吉はサルと呼ばれていた。なんか親近感も湧いてくる。織田信長の恐ろしさとは対照的である。豊臣秀吉は粋な人物である。恩師信長のために本能寺の変の後、一目散に明智に向かって行ったし、四季を楽しむ茶道をこよなく愛した。チャンスを待ち続けた徳川家康とも違う。
寒い朝に織田信長に草履を渡し、「尻に敷いていたのか!」と怒られた時も、「懐で温めていました」なんて気のきいたセリフがすかさずでてくるだろうか?
こんな話を子どもながらに聞いた自分はいてもたってもいられずにおじいちゃんの履いている靴を温めて同じことやったけな。
真夏の日だったから怒られたのも記憶にある。
こういうのを見て知って聞いて覚えて今分かるのは
「言葉ってのは何を言うかじゃなくて、誰が言うか」なんじゃないかなぁ。

 

Mac石井のちょい辛採点
絵のクオリティー     4/5
オリジナリティー     2/5
パッション               3/5
石井ポイント            1/5
合計 10/20