ヒッピー&現代のシェアハウス


近年の若者のシェアハウスの流行を遡ると、60~70年代の若者の姿が思い出される。ベトナム戦争への反戦から誕生し、愛と平和、自然と自由を愛したヒッピーたちである。彼らは、「コミューン」と呼ばれる共同生活の拠点を形成し、アート、音楽、自然を楽しむ生活を送っていた。アメリカで始まったこの文化は海を渡り、日本でも若者たちを取り込んでいった。

近年の若者のシェアハウスは、金銭的な問題や、人間関係の希薄化などから仲間とともに生活しているのではないか、と分析されている。いずれにせよ、若者には「仲間」という居場所が大切なのである。便所飯、いじめ、ひきこもり…若者の個人化の問題が浮き彫りになっている時代に、こうしてシェアハウスが広まることは、自然な流れかもしれない。

ということで、シェアハウス関連の映画として、ヒッピーたちの映画、現代のシェアハウスの映画、という2本を紹介する。

 

『嵐の青春』     1968/アメリカ

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邦題が、言葉を失うほどダサいので、興味を持つ人は少ないだろう。しかし、原題は、「Psych-Out」、そしてアメリカンニューシネマの頭、ジャック・ニコルソン主演と聞けば、少しはほっとするだろうか。内容は、耳の不自由なヒロインの話を主眼におきながらも、ヒッピーたちのコミューンでの生活、音楽がまるわかりするお得な内容である。シェアハウスを楽しむために、ヒッピー要素を取り入れてみては。

 

『スパニッシュ・アパートメント』      2002/フランス・スペイン

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フランスから、スペインに留学する青年の青春を描いた作品。留学先スペインのバルセロナで、シェアハウスに入居することとなり、さまざまな国・性別の仲間たちと日々を過ごす。ラブあり、友情あり、レズビアンあり、不倫あり…絶対に留学に行きたくなります。絶対にシェアハウスしたくなります。若いうちに観ておきたい一作。おしゃれ構成な画、バルセロナの街並み、サウンドトラックにも注目。


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